オーディオブックは本当に便利で楽しいサービスです。
通勤・家事・散歩などの時間が「読書時間」に変わるので、私自身あらゆる場面でオーディオブックを聴いています。
それはもはや生活の一部と言っていいほどに。
ただし便利な反面、当然デメリットもあります。
しかもそれは、使えば使うほど感じるのです。
そこで今回は、1,000時間以上聴いて感じた「オーディオブックのデメリット」を率直に、ひたすら12個挙げていきます。
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1. 次の作品探しが面倒

オーディオブックを聴き続けていると悩むのが、「次は何を聴こう」と作品を探し始めるとき。
候補が多すぎるのもありますが、何となく決め手に欠けるのです。
おすすめ作品が提示されるものの、同じ作品ばかりおすすめされるので、「それは聴き終えた」とか「それはパスした作品」ばかりになります。
書店に行くと「これ面白そう!」と触手が伸びる一方、オーディオブックだとあまりそういうことが起こりにくいんですね。
やはり書店のポップは購買意欲をそそる点で優秀だなと感じます。

面白そうな作品を見つけたら、手あたり次第にライブラリに保存しています。
それでも次に聴く作品に困ったときは、PCからブラウザで探しています。
ブラウザのほうが探しやすいですね。
2. 聴き放題ほど「聴かないと損」に感じやすい
これは一種の強迫観念に近いのですが、聴き放題プランに加入していると、作品を聴かないと損をしている気持ちになることがあります。
聴き放題プランは「聴けば聴くほどお得」なため、どうしても損得勘定が湧いてきてしまうんですね。
特にオーディオブックは月に2~3作品聴けば元が取れてしまう、パフォーマンスが高いサブスクです。
だからこそ、「たくさん聴いてお得に!」となりがちなんです。



でも、サブスクで元を取ろうとしてはいけないんですよね。
分かっているつもりでも、サブスクの罠にはまりがちになってしまうのがオーディオブックの聴き放題サービスなのです。
3. 聴き放題プランの対象作品が入れ替わることがある


聴き放題プランは作品が入れ替わることがあり、聴き放題対象作品だったものが、いつの間にか対象外になっていることもあり得ます。
ライブラリに保存していた作品や、過去に聴いてもう一度聴きたくなった作品などが、タイミングによっては聴き放題プランで聴くことができないかもしれません。
もちろん聴き放題対象外でも、作品を購入しさえすれば聴くことはできます。
ただ、かつて聴き放題の対象作品だった作品を、改めてお金を払って購入するのは心理的な壁がありますね。



「もう一度聴きたい!」と思えるほどの作品はオーディオブックに限らず、(紙やデジタルの)本で購入してもいいですね!
4. 合わない作品に当たったときの”時間を無駄にした感”
自分の趣味に合わない作品に当たったとき、なぜか本を読んだ場合と比べて「時間を無駄にしてしまった…」と感じやすいのです。
特に「最後まで聴けば面白いかも」と、我慢し続けて聴いたときのガッカリ感はデカいです。
個人的には、趣味に合わない本でも、書籍のほうがオーディオブックほど”時間の損失”を感じにくいです。
これはおそらく、文字で本を読むときは「本を読む」という目的で時間をとるため、「面白くなかったな」で終わるんだと思います。
一方、オーディオブックは”エンタメ体験”に近いため、損失を感じやすいのかなと考えています。



作品の”合う・合わない”は人により様々なので、評判がいいものを聴いても「結局合わなかった」ということもあります。
5. ナレーターとの相性が悪いと聴いていられなくなる


オーディオブックはナレーターとの相性で満足度が変わります。
ナレーターの声・テンポ・間・演技の相性が合わないと、いくら作品の内容が良くても聴くのが苦痛になってくるんです。
もちろん逆もしかりで、作品の内容が単調でも、ナレーターのおかげで聴くことができた作品も多数あります。
ナレーターとの相性は人により違うので、クチコミが良くても「合わなかった」というケースが出てくるのは仕方ないですね。
また私自身、男性ナレーターの作品が続いた後、女性ナレーターの作品を聴くと、初めは違和感を感じることもあります。(逆もしかり)



実は「花咲舞が黙ってない」は、唯一最後まで聴くことのできなかった作品です。
どうしてもナレーターが合わなかったんです…
しかし、この作品のナレーターと合わなかった私は少数派です。
作品自体は勧善懲悪で面白かったので、Kindle版で読み直しました。
6. 作品ごとに品質差がある(編集・音量・演出)
音量が大きい・小さい、朗読スピードが速い・遅い、ノイズが気になるなどの差が作品ごとにあります。
音量や朗読スピードは調整できるので良いのですが、録音環境によるノイズは困ります。
また、特に気になるのは、撮り直したであろう部分だけ声色が違うケース。
流れるように作品を聴きたいのに、急に声色が変わると強い違和感を感じ、作品に集中できなくなってしまいます。
書籍版なら気にならない部分が、耳だとダイレクトにストレスになるのはオーディオブックのデメリットですね。



これらの傾向は、マイナーな作品やオーディオブック初期の作品に多いイメージがあります。
比較的新しいオーディオブック作品だと、一定以上の品質になっている印象ですね。
7. 「何だったっけ?」の確認が面倒


意外と困るのが、”読み返しにくい”ということです。
「この人どんな人だったっけ」とか、「たしか重要そうなことをさっき言ってたな」といったときに、紙の本のようにパラパラと簡単に戻って確認することができません。
もちろん、オーディオブックには付箋(ブックマーク)機能が付いていて、付箋を付けた位置から再生することができます。
この機能を使えば今聴いている部分にブックマークを付け、巻き戻して気になる部分を聴き直すことができます。
しかし、手軽さで言えば紙の本にはかないませんね。



「よくわからなくても聴き続ける」。
これで困ったことがあまりないのも事実です。
でも、作品を堪能できたかというと、微妙なところですね。
8. 人の名前など、固有名詞が覚えにくい
個人的なことかもしれませんが、登場人物が多い作品はオーディオブックで聴くのが大変です。
とにかく名前を覚えにくいのです。
「この人だれだったっけ?」と、置いてきぼりにされた感覚になることもあります。
人の名前を覚えられない原因は、漢字で覚えられないからです。
”漢字表記の名前”がいかに記憶に残りやすいか、オーディオブックを聴くようになって実感しました。



特に人の名前を覚えるのに漢字が重要だと感じましたが、それ以外の固有名詞も漢字でイメージできず、結果的に覚えにくいと感じてしまいます。
9. 思ったより記憶に残らない


通勤や家事と並行して”ながら聴き”しているからか、意外と記憶に残らないのもオーディオブックのデメリットのひとつだと感じています。
オーディオブック作品は聴き流すケースも多く、文字で読む”読書”と比べて集中度が違うことも理由かと思います。
また、書籍ならば自分のペースでじっくりと、理解しながら読み進めることができるので、その点もオーディオブックが記憶に残りにくいと感じる原因かもしれません。
一方で、寝るときに聴いている作品は結構記憶に残っているので、”聴く環境”によっても変わってきそうです。



本当に困ったのは、途中まで聴いて「これ、以前聴いた作品だ!」となったこと。
「タイトルとあらすじだけでは思い出せないほどボーっと聴いていたんだな」と自分にガッカリしたことが何度かあります。
10. 図・表・コード・数式に弱い
オーディオブックは小説やエッセイなどの文芸書に強いものだと感じます。
それは、図や表などの添付資料がほとんどないから。
実用書など、図や表が大事になる作品だと、なかなか聴くだけでは理解が進みません。
もちろんオーディオブックでも図や表などはダウンロードできますが、「結局耳だけでは済まない」という本末転倒に近い状況になります。
また、オーディオブックはメモやマーキングなどの”書き込み”もできないので注意が必要です。
勉強の一環として使うなら、英語学習などの”聴くだけでOK”な作品に限ったほうがよさそうです。



結局は、”書籍”と”オーディオブック”の使い分けが大事、ということですね。
11. 叙述トリック・表記トリックの効果が消えることも


オーディオブックは耳で聴く特性上、”文字を使った”叙述トリックや表記トリックが効きません。
この点は、オーディオブックの大きなデメリットです。
たとえば『ババヤガの夜』は、漢字が読者の混乱を生むファクターになっている作品なのですが、オーディオブックではそこを表現しきれていません。
聴き終わったあとに「これは書籍の方が良かったかも」と思ってしまうと、ちょっと悔しいですね。



もちろんババヤガの夜はオーディオブックでも十分楽しめました!
物語の中盤に「ハッとなる体験」はオーディオブックでもできます。
ですが、書籍だったら2回読んでいただろうなと思うと、少し複雑な気持ちになります。
12. 面白すぎて寝不足になる
オーディオブック最大のデメリットだと感じているのが、寝る前に聴いていると寝不足になってしまうこと。
「もう少しだけ聴いたら寝ようかな」がなかなか止まらないんです。
特に物語が佳境に入ってしまうと、もはや止めようがなく、結局夜更かしに近い状態になってしまうんですよね。
目も手も使う必要がなく、手軽すぎるが故に起こる悲劇だと思っています。



寝る前は学習ジャンルの作品を聴こうと思いつつも、結局小説を聴いてしまいます。
布団に入った状態でのオーディオブックは体中に染みわたるので、無意識に興味があるジャンルを選んでしまうんですね。
Q&A
Q&A よくある質問を覗いてみる
- Q1. オーディオブックは「読書」と言えるのでしょうか?
-
私は「読書に近い体験」だと思っています。
実際、物語に没入したり、知識を得たりする点では十分に”読書”です。
ただ、図表や注釈、表記の仕掛けなど「文字だから成立する面」があるのも事実で、完全に同じとは言い切れないのも事実ですね。
- Q2. 聴き放題対象作品の入れ替わりは、どのサービスでも起こりますか?
-
聴き放題サービスは「すべてが永続的に聴ける」ものではなく、ラインナップが変わる可能性があります。
「そのうち聴こう」が通用しない恐れがあるのも、聴き放題サービスの性格だと感じます。
私は気になる作品ほど早めに聴くようにしています。
- Q3. 図や表が多い本も、オーディオブックで楽しめませんか?
-
メインとなる文章はオーディオブックでも朗読してくれるので、これだけでも十分楽しめます。
一方で、図や表などは、どうしても目で見る必要があるため、「結局耳だけでは済まない」と感じることが多いです。
まとめ:オーディオブックはデメリットがあっても結局使ってしまう


- 次の作品探しが面倒
- 聴き放題ほど「聴かないと損」に感じやすい
- 聴き放題プランの対象作品が入れ替わることがある
- 合わない作品に当たったときの”時間を無駄にした感”
- ナレーターとの相性が悪いと聴いていられなくなる
- 作品ごとに品質差がある(編集・音量・演出)
- 「何だったっけ?」の確認が面倒
- 人の名前など、固有名詞が覚えにくい
- 思ったより記憶に残らない
- 図・表・コード・数式に弱い
- 叙述トリック・表記トリックが無効化
- 続きが気になって寝不足になる
今回はオーディオブックを聴いていると感じるデメリットを12個一気に紹介しました。
作品探しが面倒だったり、聴き放題で損得勘定が湧いてしまったり、対象作品が入れ替わって「今は聴けない」ということが起きたり。
さらに、ナレーターとの相性や音声品質の当たり外れ、添付資料の確認のしづらさ、記憶に残りにくさなど、“耳で聴く”という形式そのものが弱点になる場面も多々あります。
当然、今回紹介したデメリットが致命傷だと感じる人がいてもおかしくありません。
では書籍版に劣るかというと、そうではありません。
あくまでもオーディオブックを聴いていると感じるデメリットであって、当然メリットもありますし、一方で書籍にもメリット・デメリットがあります。
私自身は、これらのデメリットを感じつつも、それに勝るメリットがオーディオブックにあると感じています。
オーディオブックは人により”合う・合わない”の差があるサービスなので、まずは「自分の生活にハマるか」試してみてくださいね!
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